歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】呼吸でコントロール

呼吸でコントロール

 

2020年6月9日 自宅

 

 「つかれた~」

 

ベランダに向かった。

 

 

呼吸

 

私はへたくそだった。鼻がアレルギーでよくグズグズしていて、ずっと口呼吸だった。集中すると口がポカンとしてしまう理由のひとつだ。読書中や映画の視聴中にパートナーに笑われる。

 

そんな風に笑いながらも、体を守るためにと鼻呼吸をすすめたのがパートナーだった。それから10年以上がたった。最初は息苦しくてヒィヒィしていたが、今では鼻呼吸で生活ができている。集中したら口が開く癖は直っていないが。

 

 パートナーに笑われるイライラのおかげで鼻呼吸ができるようになった。けれども、もう一方の癖は直らない。パートナーに「まぬけ面だな」と笑われるのも変わらない。ほっといってよの気持ちをこめて、パートナーのおまぬけエピソードを10はしゃべりたくなる。

 

こういうムカついたときも呼吸だ。

 

怒りも身体に良くない。だから、ちょっとベランダに出てお空を見上げながら深呼吸をする。どこまでも広い空を眺めていると、細かいことがどうでもよくなる。パートナーの腹立たしい態度が好きな子をからかうガキ大将に思えてくる。生ぬるい目で眺める気持ちになる。「なんで、そんな目で見るんだ」、パートナーには不評だが私の心には好評だ。

 

 この深呼吸は怒りだけでなく、頭がボーっとしたときにも効く。怒っている時と同じく、熱が頭の周りに集まっている。だから、熱が下がっていくイメージで鼻で深呼吸をする。この動作を始めるようになって、解熱剤代わりにロキソニンを飲む回数が減った。心と体はつながっているんだ。実感できるひと時だ。

 

意識されにくいが、人がコントロールできる動作で最も重要で回数が多い。それが呼吸だ。ちょっと気をつけるだけで様々な良い効果がある。しかも体力を使わないので、私のような筋トレができないヘロヘロ人間でも問題なく訓練ができる。

 

 体調が少しでも良くなると嬉しい。『他にどんな呼吸法があるか』、調べるのが癖になった。きっかけをくれたパートナーに感謝である。

 

呼吸を乱す原因になることも多いが。

 

 

呼吸

 

あらゆる方法論でその大切さが語られているのに。

 

失えない活動だが、大事にされていない。

ここに、人間の弱さがよく表れている。

  

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 自己紹介でもある記事

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